オートバイのマフラーカスタムに関する考え方

たまに原型をとどめないほどカスタムされたバイクを 見ることも多いのです。 ちょっと乗る程度でしたらいいのですが、ロングツーリングや 通常乗るためのバイクとするとやはり安全性、静穏性、身体に対する疲労度やパワーバランス等どれかを失っているものです。
実際にそれでロングツーリング等するとやはりオーナーは 疲れた、と言っていました。
たとえば気軽にハンドルを変える人もいますが、ステアリングの重 さ、ミラーの位置、ブレーキやクラッチの感覚まですべてが変更する ことになり、本来であればすべてに調整が必要になってきます。 なので本来ポンづけできるパーツではないのです。

そういった意味でカスタムにおいて気軽にパーツ変更するのは ちょっと違う気がしてしまいます。

個人的に一番影響が出にくく、変わった、と感じられるのが マフラー交換だと思っています。
理由はもっとも簡単にパワーアップできることと、排気音の 変化によってエンジンの鼓動変化を感じることができること、 スタイルや外観の変化、純正に比べての足回りの軽量化等の メリットが得られることが挙げられます。
それに加えて、エンジン関係に影響度が低いのでバイクの駆動 に悪影響は無いであろうということ、ライダーがバイクと接する 部分、レバーやブレーキ、ハンドルやシフト等にも悪影響が ないということが言えます。

ただ、それも程度もの。
フルエキに20万も出すならワンランク上のバイクを買った方が いいような気がします。

プラモデルのようにカスタムして飾っておくならまだしも、 安全に趣味良く乗り続けるには純正のスタイルを壊さないことが 一番だと思います。







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