第1世代 CB400SF誕生(NC31)
CB1000SFと同じスタイリングが採用され、水冷として発売されたのが、
1992年のこと。カワサキのゼファーによって再燃したネイキッドブーム。
これにあわせる形で水冷4気筒、丸目一灯、ツインショックの
CB400SFが発売。
このバージョンの簡単な見分け方は三角のサイドカウル。
細かくは、基本モデル、バージョンS、バージョンRがある。
第2世代 HyperVtec(NC39)
HyperVtec装備。これは回転数に応じてバルブ数を制御するもの。
低中速回転域では対角上の2つのバルブを作動させてトルクを高め、
高回転域では4個のバルブを動作させてパワーを稼ぐ。
これにあわせてフレームやエンジンを設計しなおし、完全にリファイン。
モデルとしては、HyperVtec、HyperVtecspecⅡ、HyperVtecspecⅢがある。
specⅠとspecⅡの見分け方->フロントフォークカバーが追加されていること。
specⅠ、specⅡとspecⅢの見分け方
->外装が前面刷新。リアカウルが鋭くなった、ヘッドライトのマルチリフレクター化。
第3世代 HyperVtecRevo(NC42)
最大の変更点は吸排気をインジェクションへ変更。厳しい環境性能に対応するため、
エキパイにキャタライザーを装備。モデルによってはABSを装備。
アクセルを開けるとすぐに反応するエンジン。
排気音は抑えられているが、純な直4サウンドは失われていない。
現在のところ、大きなモデルチェンジはない。
specⅢと外装は似ているが、キャブの有無、エンジンの外装(フィンがなくなった)、
サイレンサー別体マフラーからメガホンオールステンレスへ変更。
CB400SFは発売されて20年ですが、他のモデルと違い、大きく小さくモデルチェンジを
繰り返して絶えず時代の先を行っている感があります。
バイク購入に関してはいろいろな要素が絡むので一概にはいえませんが、
中古ではなくそのときの最新モデルを買うのが、一番その時代にあっているのではないかと
思います。
バイクに関するコラム集
- コラム1:バイクの社会的背景
- コラム2:教習所のすすめ
- コラム3:原付について
- コラム4:ツーリング楽しみ方
- コラム5:バイクに携わる仕事
- コラム6:バイク整備のやり方
- コラム7:バイク燃費への考察
- コラム8:タイヤとタイヤ交換
- コラム9:バイク車検について
- コラム10:サイレンサーとマフラー
- コラム11:CB400バージョンの見分け方
- コラム12:インジェクションとキャブレター
- コラム13:インジェクションとキャブレター②
- コラム14:すり抜けは違反なの?
- コラム15:初心者のバイク試乗
- コラム16:ライダーと野宿
- コラム17:胸部パッドを代用作成
- コラム18:スーパースポーツというジャンル
- コラム19:バイクレストアを楽しむ日々
- コラム20:ロイヤルエンフィールドという名前
- コラム21:オートバイとレーシック
- コラム22:ライダーの休息場所
- コラム23:バイクのタンデム
- コラム24:ライダーのマナーと道徳
- コラム25:2ストロークは男のロマン
- コラム26:バイク盗難に対する防犯グッズ
- コラム27:キックスターターを懐かしむ
- コラム28:カワサキ・ニンジャの称号
- コラム29:偽物にご注意①~ヤフネーゼを買ってみた~
- コラム30:偽物にご注意②~ヤフタニを買ってみた~
- コラム31:バイク燃費を研究する
- コラム32:オートバイ用品を安く買うには
- コラム33:バイクで転倒してしまったら
- コラム34:携帯電話の功罪
- コラム35:バッテリーは消耗品
- コラム36:バイクの冬支度(ふゆじたく)とは
- コラム37:バイクを売るならバイク王のからくり
- コラム38:ライダーの百均活用術
- コラム39:やってはいけないお金の借り方とは?
- コラム40:新車の儀式
- コラム41:走行中に会話したい!~インターコムについて~
- コラム42:ライダーの便利アイテム
- コラム43:エンジンガードは必要か?
- コラム44:リコール体験記録
- コラム45:オートバイメーカー各社を評価してみた
- コラム46:オートバイ雑誌のレビュー
- コラム47:史実:オートバイが悪いのか
- コラム48:オートバイのタイプ選び
- コラム49:バイクにどこまで許せるか
- コラム50:車検:排気ガスNG考察①
- コラム51:車検:排気ガスNG考察②
- コラム52:激安バッテリーに関する考察
- コラム53:オートバイカスタム好き好き
- コラム54:オートバイの歴史
- コラム55:バイク任意保険の選び方