オートバイ購入・売却の極意

CBR600RR 評価ポイント

○スタイル（★★★★★)

めちゃくちゃカッコいいと思う。

これを買う人はやはりこのスタイルが気にいって買うんだろう なと思います。レーサー然としているスタイルにバーハン、 足つき、タンデムシート、ヘルメットホルダーレス。
こういうバイクこそなくなってほしくない。


○走行性能（★★★★☆)

素直なハンドリングと軽い車体、高いブレーキ性能。 国内仕様ではありましたが、近年馬力アップを果たし78馬力へと 増加。逆輸入では100馬力あるクラスなので微妙ではあるが キュイーンというエンジン出力は十分であると思われる。


○個性（★★★☆☆)

完全レーサーレプリカでこのクラスというのは国内バイクは他にバイクが見当たらない・・。 発売されているだけでもすごいかもしれない。 エンジンは４気筒で吹け上がりは上々なものの、個性とはいえない。 またCBR1000RRという兄貴がいるために下に見られがちな 悲運のバイク。


○費用効果（★★☆☆☆)

燃費15～20km/Lで悪くはないらしい。 しかしながらカウルでメンテしにくい、積載能力の無さ、 高速用途のみの使用用途を考えると費用効果が高いとは決して いえない。


○実用性（★★☆☆☆)

シート下入らず。ヘルメットホルダなし。 形状からするとシートバッグやタンクバッグも限られると思われ。 街乗りに使えるかは微妙。高速は楽しいと思う。（乗ってないけど） あと若い人しか乗れないかもね・・。 基本的に倒れることを想定していないバイクなので（当たり前？）、 林道や山道は無理なので実用性は限られる。


エンジン始動はインジェクション良好。フロントマスクはすごくカッコいい ですね。 タンク自体は大きいものの車体が非常に細く感じた。 ハンドルは軽く、案外パタッと倒れるイメージで カーブ、コーナーリングは本当に楽しい。 ブレーキ性能は十分です。フロントが優秀。（車体が軽いから？）
エンジンは始動は案外音がなく、モーターのような開始で 吹け上がってくるとエンジン音が主張し始める。 前傾はやはりきついので、街乗りには不向き。 ただ腰痛もちの私には腰への負担が減って（腕の負担は増える）、 助かりました。
ミラーは左が見づらいような気がしたが、変えているのかも しれない。 タイヤは太い。ここまで太い必要があるかどうか。

基本、スタイル重視のバイクです。 値段はSSなので高いですが、若いときしか乗れないと思って、 買って見るのもいいかも。 リセールバリューも高いですしね。 ただ、用途としては限られるのでツーリング目的とかある程度 利用目的を持った人でないと、ガレージで乗らないことが多い バイクかもしれません。