アドレスV125 評価ポイント
○スタイル(★★☆☆☆)
スタイルはこれ以上ないぐらいの普通の外見。
やはりバイクは趣味である、という人には向かないが、
足と割り切るには十分。しかしスタイルは普通だ。
○走行性能(★★★★☆)
ぱっと見やはり50cc並。しかしエンジンの能力は高く、自動車を
抜くことは苦ではなく、80km/hまでならストレスなく加速する。
おそらくミッション車よりつながりがいいので、スタートダッシュは
負けないと思うが、昔のアドレスにくらべると若干丸くなった印象。
足としては優秀の一言。
○個性(★★☆☆☆)
ない。125ccクラスのこの走行性能が個性とも言える。
なかなかここまでつながりのいい走りができるスクーターは
ない。車体の小ささも軽さを追及したことと思えば。
○費用効果(★★★★☆)
燃費は聞くのを忘れたが、それほど悪くないよう。車体の値段も
それほど高くなく、足としての費用効果は高い。
○実用性(★★★★★)
高い。すり抜けも十分でき、運転も楽。
125ccの保険と税金で、これにかなうものはないのでは?
実用に生きたバイクの見本である。
その他の特徴としてはミラーはそれほど大きくないのに見やすい。
スクーター並の大きさなのに、足はCB400と比べて窮屈でない。
またホンダのリードと比べても小さいので足つきも良好。
ハンドルの幅がわりと狭めなので、運転しづらい人にはしづらい
かもしれません。
加速性能は優秀。ただスクーター全般のことだが、足回りがプアなので
不安定感は常についてまわっている気がする。
これも小型スクーターの宿命だが、風の強い日などは横風の影響を
受けやすいので、高速走行の持続は非常に危険を感じました。
その他、ブレーキは割とよくきいて遜色のない走りが実現できている。
個人的にはいまだにある、キック始動ができるのも良好。
シートはやわらかく(新しいから、というのもあるかも)、
座り心地も良い。
インジェクションのモデルだったので非常に新しくデザインも
普遍的ながら洗練されていてよかったと思う。
足としては最高。
本田技研
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