CBR400R 評価ポイント
○スタイル(★★★★☆)
昔のCBR600RRに似たカウルのレーサータイプ。
ハンドルはセパハンでメーターはタコも速度計もデジタルで、慣れると見やすい。
全体のスタイル的にはミドルのレーサーでカッコいいと思う。
競合はNINJA400あたりでこのクラスのカウル有りは希少かつスタイルもよく似合っていると思う。
○走行性能(★★★★☆)
パワーはアンダーかと思いきや、低速はCB400よりパワフル。
エンジンはパラツインなので個人的には好きなタイプではないのだが、高回転よりも低速を重視しているのがわかる。
(あくまでCB400SFと比較して)
ブレーキもシングルディスクだが制動性は十分だし、ライトがカウルマウントなのでハンドリングも軽い。
リヤは若干プアーだがこんなものか。
ミラーが若干見づらい感じがした。足つきは良好。
○個性(★★☆☆☆)
個人的感想であるが、パラツインだと何故か個性を感じにくい。(Vツインだと真逆か)。
足回りもきっちりはしているものの必要最小限という感じだし、特に目立った機能もない。
デジタルメーターも今となっては珍しさよりコストダウンを感じてしまった。
ただこのクラスのフルカウルということでプラス1。
○費用効果(★★★☆☆)
車体費用はコミコミ70万弱。ともするとCB400SFとあまりかわらない金額。
また税金や維持費、車検代金はリッタークラスと変わらないので安いわけではないということ。
ただこの車種に限っては実用性が高いので3点とします。
○実用性(★★★★☆)
CB400SFより軽量で低速重視なので街乗りにも使えるし、チョイ乗りも得意。
物入れがタンデムシート下に若干設けられているので皆無ではないことと、カウルあたりも工夫すれば収納できそう。
燃費も聞くところによるとCB400SFよりも結構いいらしいし、実用性は低くない。
フルカウルはハンドルが軽い。やはりヘッドライトがカウルにマウントしているので非常に印象が良い。
実際に乗った質感というか高級感はCB400SFとCBR250Rの丁度中間という感じ。
チープ感はそれほど感じないが、タンクがわりと小ぶりで250からのステップアップにはちょうどいいし、実用性も高いが、
あえて400にしかないもの、ということでこれを選ぶ必然性があるか?
車体価格もCB400SFとそこまで変わるわけではないし・・。
最後にドリームの人が一言。
「大型免許があるならNC700Xの方が安くてパワフルですよ」
なるほど。
このクラスのバイクは希少なだけでなく、レーサー然としているので個人的には非常に欲しくなりました。
それでいてCBR250Rのようなチープ感もなく、パワーも必要十分。
ある程度割り切れる人なら十分に楽しめる車種だとおもいました。
本田技研
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