オートバイ購入・売却の極意

セルモーターが反応しない場合は？

エンジン始動が行えない場合は、下記の分類にしたがって 原因を調べてみてください。

１．エンジン関係の不調
エンジンの不調については上記、 エンジン関係のトラブルを参照してください。
セルが回っているかどうかは、音をきけばわかるのですが、 キュルキュルという音の強さを判断する必要があります。 ある程度強く反応している場合で始動しない場合はエンジン、燃調関係の不調を疑います。


２．電装関係の不調
電装関係のトラブルは結構あります。
単純なバッテリーの電力低下や、キルスイッチをONにしていた、 ヒューズ断線なども原因としてあります。
セルへの電線が千切れている可能性や、セルを動かすスイッチが故障 していた、という事例もあります。
これに共通しているのは、電装が故障しているとセル自体が回らない ということ。セルスイッチを押したときにウンともスンともいわない 場合は電装関係の不良の可能性は高いです。

３．セル自体の不良
クランクへの伝達不良。シャフトの破断。
セルモーターの取り付け不良。
セルモーター自体は単純なモーターで構造も単純ですから、そうそう壊れたり するものではありません。
セルを疑う前に上記１，２を調べて見ることが先決です。
また、セルモーターの動作は音でわかります。 キュルキュルという特有の音がする場合⇒１、音はするが弱い場合⇒２、 まったく音がしない場合⇒２，３で分類わけしましょう。

セルモーター自体のトラブルを疑ってみる場合の確認は、 セルモーターをはずしてみて電圧をかけて動くかどうか。
それを確認する必要があります。