カウルの破損
カウルのトラブルでつきものなのがカウル割れ。
自動車等との接触で簡単に破損してしまいます。
長い間、日光や風雨にさらされると意外にもろく、小さなキズ
が大きくなってしまいます。
しかしその分、タンク等と違ってある程度の補修が可能です。
本格的に行うのであれば、プラリペアとパテで大概のものは
修復できます。
プラリペアとは接着剤、パテというのは粘度と思えばおおよそ間違い
ないです。
なくなった部分はパテで補修し、プラリペアでくっつけるイメージです。
しかしその後の塗装や
ヒビ割れなどを簡易的に直すのであれば2液性のエポキシ接着剤がお勧めです。
キツイにおいはありますが、接着強度が半端じゃなく強いです。
100均にもあります。これでも十分な接着強度をえることができます。
注意点は2つ。
接着自体の許容時間があるので早めに作業を完了させる必要があるということ。
接着後はある程度凹凸ができるのでならして磨くか、またはならして
磨いたあと、塗装する必要があるということ。
簡単な塗装に関しては次の塗装に関してを参照していただくとして、
それ以外ではカウルのみを通販等で購入し、交換してしまう方法。
でも案外バイクのパーツって高いということと、自分のバイクの色
にあったものを探すのは至難の業です。
違う色のものを塗装しなおすっていうのはものすごく手間がかかりますしね。
どうしても本格的に直す場合は業者に頼むという手もあります。
そちらもプロですから、ほぼ新品のものが返ってくるのは疑うべく
もありませんが、なにしろコストがかかるのは否めない。
自分の力量と、値段、あとネットによる情報を駆使して一番簡単に直せる
ものを的確に選んでいく必要があります。