オートバイ購入・売却の極意

フォークトラブルに関して

良くあるのがオイルシールが劣化してサスペンションオイルが外に 漏れだした、フォークが錆びて、シールを傷つけてオイル漏れを誘発 した・・。
そのまま放置するとサスペンションがうまく動かなくなり、路面の 凹凸を直に拾うようになってしまいます。それだけでなく、漏れ出した フォークオイルが ブレーキディスクにかかってブレーキがきかなくなり、非常 に危険な目にあいます。

問題はフォークのオーバーホールはバイクショップに依頼しても 結構な費用がかかるということ、フォークに錆が入ってしまうと 場合によっては再メッキが必要になるという大手術になるという ことです。

ただ、リヤサスと違って、フロントフォークは割りと構造が単純で、 自分で分解が容易です。

この作業には特殊工具が必要で、めったに使わない工具をお金を 出して購入するぐらいでしたら、バイク屋に持ち込んでプロに やってもらいましょう。
工具代と同じぐらいで直してもらえます。

それでもやりたい!という人は、必ずパーツリストと 必要な部品を買って、十分な広さと時間をかけてやるように しましょう。
こんなにつりあわない作業はないと思います。
やりたい気持ちがわかりますが。

出先でフォークオイルが漏れはじめた場合はどうすれば よいのでしょうか?
実際、漏れ出すとふき取るぐらいでいいのでしょうが、それで間に合わ なくなった場合は ブレーキディスクにオイルがかかるのを防ぐため、上からシリコン グリスを薄く塗りこんでオイル漏れを防ぎましょう。
出先から戻るまでならもつはず。

実際シリコングリスは多用途で、突発の異常にも対応できるので どこかへ行く際には必ず携帯するようにしましょう。



シート関係のトラブル
リアサスペンションのトラブル