オートバイ購入・売却の極意

タンクの塗装について

タンクでもカウルでも補修したと、塗装としてやるべきことは 同じのため、やり方についてまとめます。 補修したい場合は車体と同じ色の、ペイントできるものが 必要です。

瓶でふたについた筆で塗るもの、スプレーで 塗るもの、タッチペン形式のもの等いろいろ ありますが、ここではタッチペンを おすすめします。
理由は瓶のものは妙に厚くなり、凹凸が消え去らない こと、スプレーは塗装範囲をうまく絞れないことです。 その点タッチペンですとそのような心配はないです。




これがタッチペン。

これを選ぶ際に重要なことはただ一つ。 そしてそれが最も重要。

車体色と同じペンを選ぶことです。

ちなみに私のCB400はグラファイトブラックなので、 グラファイトブラックのものを選びます。

ホームセンターで安く売っている塗料はだいたい 車体の色と異なることが多いのでバイクショップや 用品店で純正品を選びましょう。



キズの補修について

キズをならすための耐水ペーパー。 つや出しペーパー。




これでキズと周辺を削ります。 あまり荒めで削る必要はないです。 タンクを削るのは結構勇気がいります。
このあと、キズを覆うように点でつぶすように タッチペンで塗っていきます。
仕上げのためのコンパウンド3種と鏡面コンパウンド。




そんなに量を使うものではないので、3種類はいった もので十分です。
これも少しずつ用いて磨いていきます。 そのあと鏡面コンパウンドで磨きます。

仕上げ後、ここに補修した後があるのですが わかるでしょうか。 ほとんど気にならないぐらいの出来です。






簡易的な塗装はこれで終わりです。
本格的にやろうとするとプライマリー、サーフェイサー、本塗り、ウレタン 等やりだすときりがないですが、この簡易的な方法でも十分に気にならない レベルの跡になっています。

どこまで自分で行うか、どこまでのキズなら我慢できるか、ある程度見極めて 行った方がよいと思います。

タンク関係のトラブル
シート関係のトラブル