オートバイ購入・売却の極意
燃料関係でチェックすべきポイントは？
燃料がきてないことはわりと多いです。それを簡単に
確かめる方法はキャブのフロート室下のドレインを
緩めてガソリンが出てくるか。
これでガソリンが出てこないとキャブにガソリンが来ていない
ということですから、不具合を絞り込める材料になります。
・ガソリンホースの不良。
サビでつまって燃料が下りてこない。
破損で燃料漏れで燃料が下りてこない。
・燃料コックの故障。
見かけはONだがPRI状態になっている。
コック内のダイヤフラムの劣化。
スプリングの劣化。
それ以外の燃料関係のトラブルとしては、ガソリン自体の劣化。
これは長期にバイクを放置するとキャブ内でガソリンが腐って
キャブ内でうまく霧化してくれない場合があります。
インジェクションでの燃料トラブル
上記はキャブレターにおける燃料のトラブルを挙げました。
実際、これによって燃料がエンジンまで到達せず、エンジンが
かからない事例は多いです。
しかしながら最近のインジェクションバイクでは同じような事例は
みられません。
実際、ユーザー側が操作できるところが少ないため、たとえば
タンクの燃料コック、キャブドレイン等、ほとんど無くなったり
触れなくなったりしています。
そのため、燃料関係のトラブルはおこりにくくなっていますが、
特にガス欠には気をつけたいです。
というのもインジェクションでガス欠が起こると、
燃料ポンプが空回りしてモーターに負荷がかかること、
インジェクターの空打ちで負荷がかかるためです。
（そこは最近のものは品質よく作られているので
壊れることはありませんが）。
故障しにくい分、故障したときにはどうしようもないので、
気をつけてバイクに乗りたいものです。
