オートバイ購入・売却の極意

バイクの運転前の点検、ブタと燃料

運転前の点検として”ブタと燃料”という言葉があります。
教習所で耳にしたことありませんか? 
「乗車前に点検すべきポイント 」 を覚えやすく短縮したものなんです。
「ブ」=前後ブレーキ
「タ」=前後タイヤ
「と」=灯火類
「燃料」=ガソリン
以上の4点です。



ブレーキは簡単、レバーを握って感覚が通常通りかどうか。
ブレーキオイルの漏れやブレーキホースのつまりがあると スコッと抜けるような感触になっています。ブレーキに異常 があったら大変ですからね。




タイヤは溝があるかどうか。
インジゲータまで確認せずともある程度溝があればOK。




灯火類は主にヘッドライト。現在のバイクでは昼間でも点灯している 必要があります。乗る前の点検ではブレーキやウィンカーまで確認は 要らないと思います。




燃料があるかどうか。
高速巡航中に燃料がなくなったらエライことになります。
CB400VtecRevoの場合は燃料計がついているのでこれで確認。 通常はタンクを開けて残りを見ます。


なんといってもバイクは事故になったときにライダーが危険になる 乗り物ですから、日々の点検は欠かさずおこないましょう。



バイクの洗車





バイクの洗車に使うもの。


手順としては

①水洗い
②本洗(洗剤による洗浄)
③すすぎ
④ふき取り
⑤ワックスがけ


が基本です。


①予洗
まずは全体を水でまんべんなく濡らします。
 メーター周り、ETCやナビの電装関係は養生してからの方がいいでしょう。

②本洗
・タイヤとホイールを洗う
ホイールの油汚れが多い場合はパーツクリーナーを使用します。
フロントはブレーキパッドのカスが汚れとなっていること、 リア側は特にチェーンの油が飛んでいることが多いと思います。
・駆動部 チェーン、サスはタイヤ、ホイールを洗ったものとは別の よごれていないウェスで清掃する。
・ボディ
ボディタンクはこれまでのものとは別のソフトなスポンジで 洗浄する。洗剤は専用もののが好ましいが、カーシャンプー でも問題なし。WAX剤を含んだものでも差し支えない。


③すすぎ
汚れが落ちたら、水を掛けながらシャンプーを完全に洗い流します。 ここでもやはり電装系には気をつけて。


④ふき取り
すすいだ後は、素早く拭き取ります。水アカや水跡が残ってしまうためです。 拭き取りにはタオルや雑巾は避けないと細かなキズがつくので、 タンクだけでも専用ウエスでふき取るのがいいと思います。


⑤ワックスがけ
上記の洗車をしてからの作業になります。
まず使用する製品によって違いがあるので説明書をお読みください。 個人的にはあまりコンパウンドの入っているものは避けるべきだと思います。 コンパウンドはキズを目立たなくしますがその分タンクを削っているので、 キズが多くて仕方がない方のみ使用します。 専用スポンジで塗っていきます。 時間をおいてワックスをふき取りますが、、拭き取るウエスは柔らかい布を使用して下さい。



以上ですが、ワックスがけはその後の放置時間をとる必要があり、天気や 盗難、時刻、手間を考えると1年1~2回作業です。
バイクを洗車していると自分の考えていることがまとまってきて いいリラックス作業になります。
このあと、駆動部のメンテナンスを行ってください。

ぜひぜひ毎月にでも洗車をおこない、自分のバイクに愛着をもってください。

バイク普及活動への提案
タイヤ空気圧の調整