免許更新。
その日に受験する人は普通二輪が7人、大型二輪が2人でしたが、
やることは同じです。
コースと内容の説明。
守るべきこと、最低限やらないといけないこと。
一発退場の内容。(脱輪、転倒等)
ゼッケンが配られ、そのあとすぐに検定の方に入っていきました。
前の人から順番に呼ばれて検定コースを運転していくわけですが、
前の人のやっていることを見ていると
結構失敗って目立つんですよね。
”あっここミスしているな”、みたいな。
本人はわかっているかどうかわかりませんが。
で、すぐに自分の番がまわってきました。
手をあげて、サイドスタンドのかかったバイクを
後方確認しながら、スタンドを払う。
しっかりとハンドルを握り、イグニッションを
オンにする。セルボタンをおす
とエンジンが鼓動するとともに、自分自身の
緊張もほぐれていきました。
まずはコース走行。
法規にそった走行で、コース内でクランク、S字、
坂道。自動車だとてこずった坂道発進もバイクだと
なぜかうまくいきました。
得意科目の一本橋も問題なし。
コース走行が終わると急制動とスラローム。
どちらも苦手なんでしたがスラロームは
なんとかこなしました。
急制動は速度(40km/h)まで行かず、やり直しになって
しまいました。これによって減点決定です。
非常に沈んだ気持ちになってしまいましたが、ここで
やる気を失ったら駄目だと思って気合を入れなおして
再挑戦。
2度目は何とか40km/hをオーバーし、制動出来ました。
全体的にどれも一発不合格となるような失敗はおかさずに
すみました。
急制動はやりなおし(この時点で減点)、スラロームは
タイムは大幅にオーバーしていたと思います。
そのときには同じときに受検した仲間と話をできる
ほど緊張はほぐれていまいした。
受検の前から話をしていましたので、それぞれの
検定の出来具合を話あったりしていました。
結果は・・・合格。
結局、その日不合格の人はなし。
証書の授与となりました。
感想をいいますと、教習所の検定は相当甘めになって
いると思います。
タイムオーバーの場面が何度かあり、他の人もキッチリ
点数があるとは思えない。
どういう基準かはわかりませんが、一発退場以外は
合格できるようになっているのかもしれません。
うれしい反面、教習所生活がこれでおわってしまう
かと思うと残念な思いもありました。
つらいと思ったことは一度もなく、充実した日を
送ることができました。
その次の日には免許センターで自動二輪の免許を
うけることができました。
私につくとは思っていなかった二輪の文字。
苦労しただけに感慨深いものがあります。
これから目指される方もそのような達成感を
味わってもらえればと思います。